GORE-TEX×ウォータープルーフフルグレインレザーで高い防水性能を持つブーツ、ダナーフィールドロー。
GORE-TEXを採用しているとは言え、防水性能の高さって実際どんなもんなの?と気になる部分だと思います。
今回はダナーフィールドローを実際に水に沈めてみて、その防水性能を検証します!
ダナーフィールドローのレビュー記事はこちら
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ダナーフィールドローの防水性能は?
先にダナーフィールドローの防水性能を確認しておきます。
側面のナイロン部分はGORE-TEXメンブレンを使用。
水滴の20,000分の1というとても細かな孔が水の浸入を防ぎ、同時に水蒸気分子の約700倍の孔が高い透湿性を実現しています。
そしてレザーはウォータープルーフフルグレインレザーを使用。
フルグレインとは牛革のもっとも高級で耐久性に優れた部分で、磨いたり、削ることなく使用できる部分のこと。そこにダナー独自の手法で耐水加工を施したのがウォータープルーフフルグレインレザーです。
これらを掛け合わせることで高い防水性能を実現しています。
防水性能の検証
①1分間水に沈めてみる
紙を詰めたダナーフィールドローを1分間沈めます。
その後、中の紙が濡れているかどうかで防水性能を検証します!
水に沈めて1分間。
果たして結果は…
中の紙は全く濡れていませんでした!
靴の中に手を入れてみても濡れておらず、1分間では浸水しないという結果に。
一般的なスニーカーであれば10秒でビショビショに浸水してしまうので、かなりの防水性能と言えます。
②3分間水に沈めてみる
次はもう一足を使って3分間水に沈めてみます。
今回はより深く沈めて、歩行を想定してジャブジャブと靴を動かしてみます。
長いのでタイムラプスで撮影しています。
果たして結果は…
こちらは浸水してしまいました。
中に詰めた紙の色が変色しており、インソールも濡れてしまった部分の色が濃くなっています。
単純に浸透圧で浸水したのか、シュータンの上側から浸水したのかハッキリわかりませんが、ジャブジャブと水に浸かるのは最小限にした方が良いことがわかりました。
まとめ
・1分間水に沈めても浸水しない
・3分間水に沈めると浸水する
そもそもダナーフィールドローは長靴ではないので、水にジャブジャブ浸かるような使い方は想定されていません。
今回は防水性能の検証の為に水に沈めましたが、水の中で使うのを想定しているのであればゴム製の長靴を使用すべきです。
ただ、1分程の入水に耐える程の性能を持っており
・雨天時の使用
・水溜まりの歩行
などの一般的な状況に対しては全く問題なく防水性能を発揮します。
タウンユースやキャンプで使う分には充分な性能です。
本記事がダナーフィールドローの防水性能の参考になれば嬉しいです!
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
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